冬の仕事

質 問

樹木も花も冬眠しているような冬の季節。この時期にしておく冬の仕事を教えてください。

質問者:埼玉在住 Bさん

回 答

<苗や球根の植え付、株分けけは11月までに>
12月は地温が下がり、日照時間が一番短い季節です。苗は根付く前に霜で浮き上がってしまうので植え付けは11月までに済ませたいものです。
苗は「耐寒性があるか」必ず確認してください。作業は天気の良い日を選んで、午前中に行いましょう。植えた時の水やりはたっぷりと。
その後は状況を見ながら控えめに。風当たりが強い場所や厳しい寒さの場所には、不織布をベタがけするのもよいでしょう。
植え付けの時期を逃してしまったらポットのまま軒下などの暖かいところで冬を過ごし、2月下旬の春の兆しが出てくる頃に行いましょう。(時期の目安は埼玉県北部地方で書いてあります)

<落葉樹の剪定>
冬は樹木の水揚げが不活発になり、樹形が見えてくるので、落葉樹の剪定に適しています。
まず、次の枝達を切ります。
 ・徒長枝        ・枯れ枝       ・細い枝      ・交差枝     ・ふところ枝
 ・カンヌキ枝      ・ひこばえ  
最後に樹形を整えます。  
中には根元からの強剪定に適している樹木もあります。ムラサキシキブ、ブドレア、カリオプテリス(段菊類)等です。
樹木の特徴を考慮にいれて行ってください。
※サンゴミズキ等、冬に幹色を観賞するものは早春に強剪定します。

回答者:ミセスモール